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夕日を浴びて花が咲く「ひまわり」。今の季節には似つかわしくないでしょうか。でもこれって皆さんにお見せするために植えているわけではありません。来年のための「土作り」です。このあたりは盆地なので、道東のような畑作・酪農地帯のように50ヘクタ-ル(東京ド-ム、札幌ド-ム 10個分くらい)や100ヘクタ-ルの農地を所有している農家は居ません。だから畑を休ませることなく、全ての農地に作物を植えます。ある程度の面積があれば「輪作」といって作物を3交代や4交代で順番に植えることが出来るのですが、そうはいかない所も多いようです。そうするといわゆる「連作障害」といって何年も同じ畑に同じ作物を植えると収穫量は減り、病害虫も多くなります。それを回避するために「緑肥」といって収穫しない作物を植えます。それで土作りをするんです。もうこの「ひまわり」も咲いてしまったし、だんだん秋も深まって雨が多くなるので、そのうちトラクタ-のプラウで鋤き込まれることになるでしょう。 牧草もすっかり2番刈りを終えて、ロ-ルになりました。サイロを使わなくなったのはいつ頃のことでしょう。この状態で保存しておくことにより、熟成されて美味しい乳牛や肉牛の飼料になります。 だんだんと畑に残る作物も少なくなりました。収穫の秋が終わるのも、まもなくです。
by e123oy
| 2005-09-28 19:24
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